坂井市丸岡町 千古の家と油揚げ谷口屋
江戸時代初期に建てられた県内最古の民家。正面が入母屋造り、背面が寄棟造りの茅葺屋根で、外回りは杉皮張りの壁に障子の白が清楚な美しさを見せています。主な柱は栗材で、「ちょうな」や「やりがんな」で仕上げられています。特に隅には木の叉を利用して先端を二分した叉柱が使われ、母屋と下屋の桁を支えています。桁行は14.5メートル、梁間は10.3メートル、当時としては豪壮な構えで、中世地方豪族の生活様式を伺い知ることができます。国指定の重要文化財になっております。
地元産のそば粉を使った10割そばも食する事が出来ます。
また、ハナショウブが見頃となると、県内外から、多くの写真愛好家が訪れます。
近くには、福井の油揚げで有名となった谷口屋の油揚げのお店もあり、名物油揚げ定食も食する事が出来ます。